巻き肩について
巻き肩とは、前傾姿勢を続けることで左右の肩が内側に巻き込んでしまっている状態のことを言います。巻き肩になると、肩こりや頭痛などの症状に悩まされることが多いです。
巻き肩の原因
現代ではスマートフォンやパソコンなどのデジタル機器の画面を見る時間が多く、自分の顔よりも下にある画面を見るため前傾姿勢になりやすくなります。
前傾姿勢が長時間続くことで次第に肩が内側に巻き込まれやすくなります。若年層を中心に発症しており、巻き肩とは現代病の一種と言えます。
他にも巻き肩の原因について考えられるのは、夜寝ているときの姿勢が横向きであることです。横向きに寝ているときには、肩に上半身の体重がかかっています。肩がまっすぐの状態では布団に接する面が小さいため負荷がかかりやすく、肩を前にずらして接する面を広くしようと身体が動きます。その結果として肩が内側に巻いてしまいます。
巻き肩の症状
巻き肩の代表的な症状が肩こりです。肩が内側に巻くと前方の筋肉は縮み、背中側の僧帽筋は伸びたゴムの様に引っ張られて張り詰めた状態となります。その状態が長く続くと、筋肉は固くなっていき、筋肉にある血管は収縮し血流が悪くなっていきます。
血管は、酸素や栄養を届けるための補給路です。筋肉が酸欠や栄養不足の状態になれば、つらい肩こりに悩まされることになります。また、血流の悪化は、自律神経の乱れを招きます。そのため、頭痛や吐き気、倦怠感などの自律神経の乱れが原因で起こる症状もあらわれやすくなります。
巻き肩は当院にお任せください
当院ではその場しのぎではなく、症状を根本から改善するための施術を行います。日常生活の注意点やご自宅でもできるセルフエクササイズの指導も丁寧にお伝えしますので、不調に悩まない身体を一緒に作りましょう。