変形性膝関節について
変形性膝関節は特に高齢者の方が多くて男女比で言うと1:4で女性の方がやや多いです。症状は膝に水が溜まることで歩いたり立ったりするときに痛みが出ます。症状が重くなってくると歩行困難で歩けなくなります。変形性膝関節になってしまう原因で一番の多いのは関節軟骨の老化です。歳をとるにつれて膝軟骨が擦り減ってきます。
正常の場合は骨同士が上下で直接触れることはありません。骨が擦り減ってくると骨が傷ついてしまい、上下の骨同士がぶつかります。
変形性膝関節の種類と症状
ぶつかり合うと痛みが出て来ますがこのことを一次性変形性膝関節と言います。一次性は先程言ったように主に高齢者の方が加齢や筋力の低下が原因でなりやすいです。
もう1つ二次性変形性膝関節と言うのがありますが、こちらはケガや骨折が原因でなる症状です。膝軟骨のすり減りによることが主な原因ではありますが症状が出ないように予防することは非常に難しいです。
軟骨に掛かる負担
骨が丈夫ならばならないのでは?と考える人は居ますが、骨が丈夫だからと言って症状が出ないわけではないです。軟骨は骨という字を使いますが実際には骨とは違い90%が水分で出来ています。軟骨には軟骨細胞がありますが、この細胞は自己増殖能力が低く一度ダメージを受けると再生することは難しいです。分かりやすく言うと歯で言う永久歯と同じような存在です。
再生することはなく擦り減っていくだけなため60年、70年と使い続けてるとどうしても不具合が出てしまいます。擦り減りやケガ以外での原因としては、肥満で体重場重い人はそれだけ体重で膝に負担を掛けるため痩せている人に比べるとなりやすいです。
遺伝で発症する場合
他には家族で変形性膝関節の人が居る場合は元々の遺伝子がなりやすい体質の人が居ます。化膿性関節炎になってしまって後遺症で変形性膝関節を発症する場合もあります。
このような原因があり膝が痛んで歩きにくい、立ちにくいと感じたら変形性膝関節の可能性があるので一度病院へ行って見て下さい。
変形性膝関節については当院にお任せ下さい
数多くの変形性膝関節症の方を診察させていただきましたが「骨の変形が強い=痛みが強い」ということはありません。そして末期の変形性関節症の方でも痛みがなく自由に歩けていることは珍しい事ではありません。痛みとコリは骨の変形や軟骨のすり減りも関係します。しかし周囲の筋肉や靭帯・関節が固まってしまい可動域減少と筋萎縮や血行不良により痛みやコリが強くなってしまうことが多々あります。
変形性膝関節は、私達施術のプロがあなたの痛みを全力で改善に導くことをお約束します。皆様のご来院、心よりお待ちしております。