脳梗塞の後遺症について
血栓などにより血管が物理的に詰まってしまう事でブドウ糖や酸素が行き届かなくなる脳梗塞を発症すると、ブドウ糖や酸素が行き届かなくなり機能しなくなった細胞や組織は再び復活する事がないので、脳梗塞を発症した後は脳梗塞後遺症の症状が見られる事例が多いです。
特に脳における多くの割合を占めている運動に関する部分が損傷してしまうと、脳から腕や手などに対して動かすための指示が送られなくなってしまうため、半身麻痺または片麻痺が生じます。
脳梗塞の後遺症による弊害
半身麻痺または片麻痺が生じると各部位が思った通りに動かせなくなるので歩行や階段の上り下り、箸の使用など生活を送るために要するあらゆる事柄が自分の意志でできなくなってしまいます。
また、舌を動かしたり喉を動かす事も脳の運動を管理している部位によって司られているので、脳梗塞後遺症として運動障害が起こるとろれつが回らない状態になったり発声が困難になります。
脳梗塞から引き起こされるその他の症状
そのような運動神経と深い関係性があるのが感覚を感じる神経であり、感覚を感じる神経が脳梗塞後遺症で感覚障害になると常に手足に痺れが感じられたり、物に手で触れても触れている感覚や温度が感じられないという症状に悩まされます。
そのように、脳における運動や感覚を司っている一部分が損傷して手足などが自由に動かせなくなってしまう事の他に、脳自体が損傷して高次脳機能障害が起こる事もあります。
高次脳機能障害になると記憶力の著しい低下や考える力、判断力など総括的に脳機能が低下します。
脳梗塞は当院にご相談ください
脳梗塞は様々な要因で発症し、日常生活に多大なるダメージを与えます。身体の部位でも特に大事な脳に起こる症状ですので長いリハビリなどを行う必要が出てきます。。
脳梗塞になったときは、早い段階でぜひ当院にご相談ください。