狭窄症について
背中に位置し姿勢を支えている背骨には中央部分に親指と同じ太さの脊柱管という穴が空いており、穴の中には脳を起点として下半身に向けて繋がっている脊髄という神経組織があります。
神経に対して穴は余裕がある太さをしているため、本来は神経が内部で圧を受けて刺激に繋がるという事はないものの、個々により異なる原因によって内部の神経が圧を受けると刺激になり狭窄症を発症します。
狭窄症の原因
狭窄症は原因に個人差が大きい様子も特徴の1つなのですが、中でも患者において割合が高いのが加齢が原因である事です。年齢を重ねていくと筋力が低下し筋力で背筋を伸ばした姿勢を維持する事が困難になるので、無意識のうちに普段から背中を丸めた姿勢で過ごす時間が長くなります。
背中を丸めた姿勢で過ごしていると、脊柱管の太さが細くなり内部の神経が圧迫されやすくなるので狭窄症を発症しやすいです。
狭窄症から引き起こされるその他の症状
そのように年齢によって背中を丸めて狭窄症を発症している時には、背骨の形が変形する変形性腰椎症を発症している事が多いのですが、変形性腰椎症によって狭窄症になる方は若い方も少なくありません。
若い方が変形性腰椎症により狭窄症になるのは、仕事などで重たい物を持ち上げる動作が多い方であり、重たい物を持ち上げる動作を繰り返し行う事で骨が棘状に変化し神経を圧迫し狭窄症の原因になります。
同じく骨により圧を受ける事で原因になる症状としては腰椎椎間板ヘルニアも挙げられ、腰椎椎間板ヘルニアによって外部に飛び出た椎間板が神経に刺激を与えた結果発症します。
狭窄症は当院にご相談ください
狭窄症は様々な要因で発症し、また狭窄症を発症した結果その他の症状も発生することが多くあります。身体の部位でも特に大事な背骨に起こる症状は出来るだけ早く治療したほうがいいでしょう。
狭窄症になったときは、こじらせる前にぜひ当院にご相談ください。