椎間板ヘルニアについて
腰痛の大きな要因の一つである椎間板ヘルニアですが、様々な発症原因があります。
まず、姿勢や動作です。座ったり前かがみになると、椎間板には体重の2倍以上の圧力がかかります。
こうした動作の繰り返しが、椎間板にダメージを与えてしまいます。
また、遺伝的要因もあります。椎間板は、背骨の腰部の椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨ですが、先天的に骨が変形していると、組織の一部が飛び出してしまい、椎間板ヘルニアになる場合も少なくありません。そして、加齢による骨の変形も、原因と考えられています。
椎間板ヘルニアの意外な原因
これまでは上記の3つが主な原因とされてきましたが、最新の研究によって、喫煙も大きな原因になることが分かってきました。
タバコに含まれるニコチンは、椎間板の周囲の毛細血管を収縮させてしまうので、栄養が十分に届かなくなり、椎間板にダメージを与えます。そのため椎間板のクッション性が弱くなり、骨同士がぶつかって神経を圧迫し、腰痛が起こることになります。
タバコが及ぼす椎間板への悪影響
またニコチンには、ビタミンCを失わせる作用があります。椎間板はコラーゲンで出来ていますが、コラーゲンはビタミンCによって作られるので、椎間板の老化を早める結果となります。
受動喫煙でも椎間板に影響を与える可能性があるので、喫煙していなくても注意する必要があります。
椎間板ヘルニアは当院にご相談ください
椎間板ヘルニアは様々な原因で発症し、日常の生活が送れないほどの辛さを引き起こします。
身体の大事な部位である腰に起こる症状ですので出来るだけ早い段階で症状を治療していく必要があります。少しでも椎間板ヘルニアを疑うことがありましたら、すぐに当院にご相談ください。
現在のお客様の身体の内部を把握し根本から改善へと導きます。