坐骨神経痛の原因や症状の特徴について
こんにちは!赤羽式整体院の榊本です。
もう東京は一気に暑くなり、夏までもうすぐですね!
しかし、今年の春は比較的寒い日が多かったですよね。
そんな寒い日が続くと、筋肉が強張ってしまい、痛みや痺れが出やすくなります。
3月、4月前半はそのせいか「坐骨神経痛」で当院へ来られる方がとても多かったです。
坐骨神経痛とはとても辛い症状で、お仕事にとても影響が出たり、プライベートのお時間も楽しめないなど、とても苦しい症状だと患者様からよくお聞きします。
ということで、今回のブログでは坐骨神経痛について作らせて頂きました!
座骨神経痛とは
まず、坐骨神経とは腰・仙骨の骨から出て、臀部の梨状筋という筋肉を抜け、足の指まで向かう末梢神経です。
「神経」というと、とても細いイメージがあると思いますが、坐骨神経は神経の中で最も太くて長い神経で、ボールペンほどの太さになり、約1メートルもあります!
その坐骨神経の走行ラインの臀部・太ももの裏や外・下腿(ふくらはぎ.すね)・足部などの全て、もしくは一部に「ピリピリ」「ジンジン」
「チクチク」する痺れや「ズキズキ」する痛みを感じたり、中には冷感を伴う症状のことを坐骨神経痛といいます。
坐骨神経痛の症状の例
・臀部から下肢にかけて痺れや痛みを感じる。
・座っていると臀部、太もも、下腿の痺れや痛みが出てくる。
・歩くと臀部、太もも、下腿の痺れや痛みが出てくるが、少し腰をかけて休むとまた数分は歩ける。
これらが代表的な症状ですが、もし「尿失禁」や「会陰部に痛みや火照り」を感じる場合は、手術適応の可能性が大いにありますので、すぐに病院受診をしましょう!
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛を引き起こす原因はさまざまありますので、ご紹介させて頂きます。
1 腰部脊柱管狭窄症
50代以上の男性に多く、背骨同士で作られた神経が通る「脊柱管」というトンネルが狭くなることで、神経が圧迫されて症状が出ます。
特徴としては、体を反ると脊柱管のトンネルが狭くなる為、痺れや痛みが出て、逆に自転車に乗ったり、靴下を履く動作のような、前屈みの姿勢になると、脊柱管のトンネルが広がる為、問題なく行えることが多いです。
2 腰部椎間板ヘルニア
30代〜40代の若年層で、肉体労働の男性に多く、背骨と背骨の間の椎間板というクッションが飛び出ることにより、その後ろを通る神経が圧迫されます。
脊柱管狭窄症とは逆で、反る体勢は楽で、前屈み姿勢で神経が圧迫されて、辛さが出るのが腰部椎間板ヘルニアの特徴です。
3 梨状筋症候群
梨状筋とは、臀部の深部にある小さな筋肉で、坐骨神経にとても近い位置にあります。
梨状筋症候群は、この梨状筋が異常に収縮して坐骨神経を圧迫し、痺れや痛みを引き起こします。
長時間座り続けると、臀部の筋肉が硬くなってしまう為、デスクワークの方々に梨状筋症候群は多いとされています。
4 身体の歪み・筋肉の強張りなどや血行障害が起因のもの
坐骨神経痛が出ているにも関わらず、病院で検査をしても上記の1・2・3のいずれかの状態が確認できない場合も実は多くあります。
その場合は、骨格の歪みで関節が硬くなったり、どこかの筋肉がとても強張っていたりすることで、坐骨神経を刺激している場合がございます。
また、バージャー病や閉塞性動脈硬化症といった、血行障害を引き起こす病気から坐骨神経痛を発症することもあります。
こちらの血行障害に関しては、専門医からの指導、治療が必要になります。
当院での坐骨神経痛の施術
坐骨神経痛に対して、当院はで「坐骨神経の滑りを良くする施術」「腰の深部の筋肉を緩め、腰椎の負担を軽減」「的確に梨状筋の起始・停止部や筋腱移行部にアプローチ」「股関節の可動域拡大」などを丁寧に行うことで、難しいような坐骨神経痛でも症状が緩和していく方々がとても多くいらっしゃいます。
今、坐骨神経痛・梨状筋症候群・腰部脊柱管狭窄症・腰部椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・腰痛で困られている方はぜひ当院までお越しくださいませ。